一石二万鳥

おすすめ漫画と足フェチ漫画と

月刊 足フェチ漫画ダイジェスト 2020年7月号

変態の世界へようこそ。
このコーナーでは、最近読んだ漫画の中から足フェチの私が「おっ!」と思った場面を紹介していきます。

前回の記事

 

あかまる『腐女子の幸せ』全1巻

先月から漫画の自炊を始めたことで、スキャンチェックの意味も込めて過去の漫画を読み返す機会が増えました。
本棚のスペースを空けると同時に、ブログのネタ探しにもなる。
これぞ正に一石二鳥ってやつじゃないですか。

で、この作品も5年くらい前に出版されたものなんですが、25歳ニート腐女子がだらしない恰好で自宅警備に励む、すなわち常時素足で登場する素晴らしい作品です。

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出典:あかまる 著『腐女子の幸せ』 / 角川書店

 

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出典:あかまる 著『腐女子の幸せ』 / 角川書店

Tシャツにパンツのみという、シンプルなコーディネートに素足が映えます
腐女子でニートだなんて、運動不足でモンスターみたいな体型になりそうなもんですが、この子はやたらとナイスバディですね。

お顔も可愛いですし、個人的には部屋が汚いのも高ポイント。
世間的には部屋が汚い女の子って評判がよろしくないみたいですが、私は片付き過ぎて生活感が無い部屋に住んでるスタイリッシュな女性の方が苦手です。

スタイリッシュな女性もアンタなんてお断りだっつーの。

ちなみに部屋が汚い子は好きですが、カバンの中が汚い子はちょっと引いちゃいます。
何が違うのか自分でもよく分かりませんが。

 

まにお『きたない君がいちばんかわいい』2巻

持久走で気分が悪くなり、ゲロ吐いてしまった友人のひなこを見て「こんな可愛い子がこんな汚いものを出すんだ」と、何かに目覚めてしまった愛吏ちゃん。
それ以降、変態的な情事に溺れるようになってしまったという、尖った性的嗜好を持つ女子高生のアブナイ放課後を描いた百合物語の第2巻です。

作中では特に足フェチが喜ぶようなシーンは無かったんですが、見開きのカラー扉絵が私の琴線に触れたのでご覧ください。

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出典:まにお 著『きたない君がいちばんかわいい』2巻 / 一迅社

制服を着用したまま、湯船につかる愛吏とひなこ。
こういうシチュエーションの絵って普通は素足で描かれそうなもんですが、愛吏は靴下を履いたままです。

私は断然素足派なんですが、この絵に関しては逆に靴下があることによって余計に異常感が強調されてエロさが増したように思います。

水を吸って肌に纏わりつく靴下が何とも言えない風情があるね。

濡れた靴下って臭そう…

風情とは五感で楽しむものさ。

制服素足で水遊びをしている絵は時々見かけますし、私も好きなシチュエーションなんですが、普通は爽やかで健康的なお色気のイメージがあります。

ところが、その絵に靴下を履いているように脳内変換すると……あら不思議。
途端に不健全な雰囲気が醸し出されて来ませんか? なんだかメンヘラ感が出てくるというか。
いや、別にメンヘラ女子が好きってわけではないんですけどね。

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吉富昭仁『今日から未来』1巻

足フェチ漫画家である吉富昭仁さんの最新作と言うことで、大いに期待していたこの作品。
結果としては感想記事でも書いた通り、驚くほど足フェチ要素が少なくてガッカリしてしまったわけですが、それでも並みの作品とは比べ物にならないくらいに素足率は高いです。

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出典:吉富昭仁 著『今日から未来』1巻 / 小学館

本来ならば、こういうささやかな素足でも喜びを嚙みしめないといけないはずなんですけどね。
コマの隅にチラリと映る素足に萌える、それが足フェチ紳士の嗜みだったはずなんですが、気付けば私も随分と強欲になってしまったものです。
ここらで1つ、初心に帰るべきかもしれませんね。

人間の欲ってのは際限が無いからな。

日々の恵みに感謝しないとね。

感想記事

 

蒼井ひな太『オオヤンキー!!』2巻(完)

見た目はヤンキーだけど中身は家庭的な美少女大家さんと、店子のオタク男子によるアパートラブコメ。
ショートパンツに素足+サンダルというスタイルの大家さんが魅力的で、足フェチ・脚フェチにとっては見どころ満載な本作ですが、1巻に比べると2巻は印象に残るシーンが少なめでした。
とは言え、上でも書いた通り。ささやかな素足でも、感謝を忘れてはいけません。

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出典:蒼井ひな太 著『オオヤンキー!!』2巻 / 小学館

主人公の布団を取り込んだ後、うっかり寝ちゃった大家さん。
足フェチとか抜きにして、とにかくこの大家さんが可愛いんですよね。

ヨダレとか、むしろ垂らして欲しいんだけれど。

そういうのは心に留めておきなさい。

作品全体の感想としては、1巻はとても面白く感じたんですが、2巻はかなり微妙に感じました。
恐らく打ち切りなんじゃなかろうかと思われる終わり方だったんですが、2巻の出来を見るに打ち切りでも仕方ないかなと思いました。1巻は面白かったんだけどなぁ……。

個人的にはこういうパターン(1巻面白い、2巻微妙)が結構多くて、そういう作品って大体打ち切られてるんですよね。
これは面白くなくなったから打ち切られるのか、それとも打ち切り決定による作者のモチベーション低下で面白くなくなるのか……どっちなんでしょうね。

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鈍色家電『異形ヱステティック』1巻

とあるマッサージ店を舞台に、人外の店員たちが己の得意技を駆使して女性客を快楽に誘うエステティックコメディ

店員も女性なら客も女性ばかりで、マッサージで気持ち良くなっちゃった女の子たちの、そこはかとなくエロいリアクションが見どころの作品。
先月に読んだ漫画の中では足フェチ・オブ・ザ・マンスと言っていいくらい、思わぬ掘り出し物でした。

特に足フェチ的に素晴らしかったのが第2話。
脚のむくみに悩む女の子が主役なんですが、その施術シーンが足裏を重点的に攻めるという私のために描かれたような内容でした。

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出典:鈍色家電 著『異形ヱステティック』1巻 / メディアファクトリー

 

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出典:鈍色家電 著『異形ヱステティック』1巻 / メディアファクトリー

試し読みした第1話では、女の子が素足で施術を受けていたものの、特に足がフォーカスされることもなかったので大して期待はしてなかったんですが。
いざ読んでみると足フェチ・オブ・ザ・マンスどころか、足フェチ・オブ・ザ・イヤーの筆頭候補に躍り出るくらいのインパクトです。

ちなみにマッサージ店に行く前のシーンで、この女の子が「このシューズ蒸れるからヤなのよね」とボヤキながら靴を脱ぐ描写があるんですが、そこに「ムワッ」という、変態を喜ばせる意図しか感じられない効果音が付けられています。
シューズは蒸れる上にタイツも履いているので、まぁハッキリ言えば足が臭いことが想像できるわけですが……。

その状態でマッサージ店に寄っているのですが、施術する側としてはどんな心情なんでしょうね? 足が臭い客なんて、マッサージ師的には日常茶飯事で割り切ってるものなんでしょうか。
それとも、

うおぉぉぉ!くっせえぇぇぇ!
か、勘弁してよ…。

って感じで、心の中で悶えてるんでしょうか。
客が美少女ばかりなら臭いのもまた一興ですが、現実のマッサージ店なんて足をちゃんと洗ってるか疑わしいようなオッサンも訪れてくるでしょうからね……。
そう考えるとなかなか大変な仕事ですね。