一石二万鳥

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2018年9月に読んだ漫画 感想まとめ

先月のまとめとして、9月発売の購入した作品の中から面白かったもの、良くも悪くも印象に残ったものを感想を交えて紹介します。
(順番は発売日順であり、面白かった順ではありません。)

前回(8月分)のまとめ記事 ▽www.torimomo-manga.com

 

新規タイトル 

残機×99

99人の女性が、自分の命を懸けてゲームクリアを目指すお話。

読者にも登場人物にも何も説明が無いまま、密室に閉じ込められた女性たちが一人ずつゲームの中に放り込まれて惨たらしく死んでいく様子を眺める作品です。
作者さんの趣味全開といった感じで、同じ嗜好の持ち主ならば楽しめるのでしょうが、そうでない私としては見ていてあまり気持ちの良いものではありませんでした。

ただ、この先どうなっていくのか気になるのも事実で、2巻も継続して読むか悩みどころです。

それから登場人物の恰好が全員ブルマに素足という組み合わせなのが素晴らしいです。
ブルマを装備するにしては、全体的に年齢層が若干高めなのが気になりますがね。
二児の母にブルマは……さすがにキツいで。

 

 

わたしが強くしたい神

女子高生と一緒なら筋トレだって頑張れる。
ヒロインのまさきちゃんは可愛いし、この作者さんのギャグセンスが私にはドンピシャで非常に面白かったです。

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とどのつまりの有頂天

とある女子校のマイナー部の部員たちが集う神社が舞台のハイテンション百合コメディ

作者のあらた伊里さんの同系統作品『総合タワーリシチ』を彷彿とさせるギャグと百合と顔芸の嵐で、文句なく面白かったです。
キャラ単体で見ると、リシチの神奈ちゃんを超える逸材はいませんでしたが、全体的な勢いやテンションの高さはこちらが上か。
巻末にはリシチの番外編も載っていて、大満足な一品でした。

 

 

怪しことがたり

お化け屋敷と噂される家に引っ越してきた女の子の、ちょっぴりホラーな和風ファンタジー

表紙を含めて、ファーストインプレッションは「絵がキレイ」
制服姿の可憐な美少女と古い日本家屋という組み合わせ、そしてキモくてカッコイイ精霊。全体的な雰囲気はすごく良いです。

しかし、それ以外のストーリーやキャラクターといった部分は、正直言ってあんまり惹かれるものが無かったです。

 

 

もんこ~ろ

「香道」という雅な文化と、体臭フェチの変態娘。そのコントラストが魅力的な作品です。
コメディとしては面白かったですが、もう少し香道の入門書になり得るくらいの情報量があれば言うことなかったです。 

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性別「モナリザ」の君へ。

幼い頃は性別が無く、12歳になる頃に自分がなりたい性別に身体が変化していく世界。
18歳になっても性別が無い主人公が、幼馴染の男女に同時に告白されて心も性別も揺れ動く…というお話。

文学作品のような雰囲気と、全編2色刷りにより効果的に差し込まれるシアンが印象的で、全体的に「美しさ」を感じる作品です。

無性別で綺麗な容姿の、いろんな意味で「マジ天使」な主人公・ひなせが可愛いくて「性別なんてどうでもよくね?」と思っちゃいました。
しかし作品のテーマ的にそうも言ってられないのか、ひなせに性別を求めてくる幼馴染たち。性別を求めるということは、そういう行為を望んでいるということで……。
天使を汚そうとは随分と無粋な連中ですな。

個人的にはあまり好きなタイプの作品ではありませんでしたが、客観的に見ると多くの人にオススメできる質の高い作品だと思います。

 

 

よなかのれいじにハーレムを!!

ぼっちの幽霊が唯一自分を認識できる主人公と出会い、その血筋を量産するために女の子を宛がいハーレムを作ろうと計画するラブコメディ

子作り奨励ということで直球な下ネタも多いですが、『まほらば』の小島あきらさんが原作ということもあってか全体的にほのぼのとした雰囲気で、必要以上に下品な感じがしないのが良かったです。

ハーレム要員となる女の子達は、最初はちょっとキャラが弱いように感じましたが、3人目として登場した風紀委員ちゃんがなかなか強烈なキャラで可愛かったですね。
ぼっち幽霊が女の子のプロフィールや篭絡する方法を書き込んだゲスノートも、見開き使って文字がびっしり書き込まれていて読みごたえ抜群。
主人公も好感が持てる人物で安心して読むことができました。

 

 

転スラ日記 転生したらスライムだった件

『転生したらスライムだった件』の平和な日常部分だけを切り取ったスピンオフ4コマ

私は転スラは原作ノベルは未読で、本筋はコミック版しか読んでいません。
同じく転スラのスピンオフコミックである『魔物の国の歩き方』ではコミックオンリー組に全く配慮のない原作ネタバレの嵐に憤りを感じたんですが、本作では配慮されたのか原作のネタバレが無かったのが何よりも嬉しかったです。

 

 

ミズハコセカイ

女子高生×アクアリウムなラブコメ。
読んでるとまた魚を飼ってみたくなりました。

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既存タイトル 新刊 

冴えないリーマンとヤンキー女子高生 2巻

2人の関係が進展したことによって山田氏が赤面する機会が増えましたが、その時の顔がちょっとキモいと思うのは私だけでしょうか。
イケメンという触れ込みですが新キャラの柏木君と比べても全然イケメンに見えないですし、真面目と評される割には意外と自制心も無いし…。
この男にまことちゃんを任せていいのか心配になってきました。

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終末のワルキューレ 2巻

1巻が出た時から気になっていたんですが、普段あまり読まない系統なのでスルーしていた作品。
しかし2巻の発売を機に読んでみると超面白くて、さっさと読んどきゃ良かったと後悔しました。

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ちおちゃんの通学路 9巻(完)

エクストリーム登校コメディついに完結
意外なほど爽やかな終わり方でちょっと驚きましたが、最後まで読んで良かったと思える最終巻でした。

旧ブログで「2014年のお気に入り漫画ベスト10」の1位に本作を選んだのが懐かしい。
そのことを作者の川崎直孝さんにツイッターで取り上げてもらったのも嬉しい思い出です。

 

 

陽下3姉妹はかまってほしい 3巻(完)

特にアナウンスも無く、ひっそりと完結
作者さんのあとがきを見るまで、これで終わりだと気付きませんでした。
少し寂しい終わり方ですが、ハーレム状況に慣れてきた貞利が少し調子に乗ってる感があったので仕方ないか。

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