クソ暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
半年ほどサボってしまいましたが、月間のまとめ記事を再開しようと思います。
2019年7月に発売された漫画の中から特に印象に残った作品を、感想を交えて紹介します。(順番は発売日順であり、面白かった順ではありません。)
新規タイトル
それでも歩は寄せてくる / 山本崇一朗
将棋の初心者・田中歩と、先輩で将棋部の部長・八乙女うるし。
二人しかいない将棋部を舞台に、将棋と恋の駆け引きが繰り広げられる、ほのぼの系のラブコメディ。
『からかい上手の高木さん』でお馴染の山本崇一朗さんの作品。
内容的にも『高木さん』の男女逆バージョンといった感じで、「お前らはよ付き合えや」というあの感覚です。とにかく先輩の表情が可愛い。
安定して面白いですが、個人的に『高木さん』も途中で飽きてしまったので、勝手な願望ですが3巻くらいで完結してもらえると嬉しいです。
あと、めっちゃどうでもいいことですが、歩も西片も将来オデコからハゲあがりそうな髪型なのが気になります。
キッズファイヤー・ドットコム / 川口幸範
歌舞伎町のホストクラブの店長にして、完全無欠のイケメンサイボーグと呼ばれるカリスマホスト・白鳥神威。
そんな彼がある日、仕事を終えマンションに帰宅すると、自室の前に置手紙と共に赤ちゃんが捨てられていて…。
海猫沢めろんさんの同名小説のコミカライズ版。
基本的には、白鳥の超人的な接客テクニックを描いたシュールギャグです。
前店長の「男爵」や「痛客四天王」など、登場人物のキャラがいちいち濃すぎて面白い。
今のところ赤ちゃんの必要性をほとんど感じない、というか赤ちゃんが出てない時の方が面白いような気がしますが、今後赤ちゃんの出番が増えるとどうなるか。
ゆりでなる♡えすぽわーる / なおいまい
表紙からは想像しづらい毒っ気のある百合漫画。
本来あんまり好きじゃない系統なんですが、かなり面白かったです。
個別記事
月色のインベーダー / 山野 藍
ヒロインが宇宙人に寄生されちゃうラブコメディ。
すごく面白いわけではありませんが、質の良さを感じる作品です。
個別記事
ルーツレポ / ルーツ
正式なタイトルは『ルーツレポ 自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の取材をレポートする。』
作者さんの取材行動を自身の姿を美少女に置き換えて描いた、要はアレと同じスタイルのお出かけ版です。
あいかわらず何が面白いのか分かりませんが、ついつい読んでしまう魅力があります。
服装が毎回違いますけど、やっぱりルーツさんはオシャレなんですかね。
関連記事
既存タイトル 新刊
女子高生の無駄づかい 5・6巻 / ビーノ
2冊同時発売。
初期に比べて若干方向性が変わったような気がしますが、個人的には今の方が好きです。
これまで無かったキャラの組み合わせも面白いし、新キャラも可愛い。
関連記事
ぺろり!スタグル旅 5巻(完) / 能田達規
ついに昇格できないまま完結。
昇格できないなら降格してJ3編を本格的にやってくれても、と思いましたが……さすがにそれはあんまりか。
個別記事
転生したらスライムだった件 12巻 / 川上泰樹
めずらしく無双感の足りない、ストレスの溜まる巻でした。
気になるというか、イヤなところで終わったし……。早くゴミ共がボコられるところが見たいです。
あと、ヒナタちゃんのデレ顔もね。
とどのつまりの有頂天 2巻(完) / あらた 伊里
出版社の移籍に伴い、とりあえずの完結。
移籍後は続きからではなくゼロからのスタートとなるようです。
いろいろと事情があるんでしょうけど、こういうのってすごい冷めるんですよね……。作品自体は文句なく面白かっただけに残念です。
もんこ~ろ 2巻(完) / 木村光博
キャラが増えて面白さが減った気がします。
1巻はテーマの掘り下げ方にもの足りなさを感じながらも、ギャグとしてはわりと面白かっただけに残念。
個別記事
終末のワルキューレ 4巻 / アジチカ
相変わらず熱い!
そろそろ人間側も勝たないとまずいだけに、小次郎のオッサンには頑張ってもらいたいところです。
内容的には特に不満は無いですが、表紙だけは気に入りません。
仕方がないところではありますが、これまでの美しい並びが崩れてしまったのが残念です。
関連記事
スキップとローファー 2巻 / 高松 美咲
気になりつつも1巻はスルー、評判が良いので2巻の発売を期に読んでみました。
めちゃめちゃ面白かったです。
みんな良い子ばかりの優しい世界。はーっ、たまらん。
個人的なワガママを言わせてもらうと、今後もあんまり恋愛色を前面に出さずに、今くらいのゆるい感じでお願いしたいです。
まとめ
今月は新規のタイトルをあんまり読んでない気がしますが、そんな中でダントツで面白かったのが『ゆりでなる♡えすぽわーる』でした。
既存タイトルでは『スキップとローファー』が圧倒的な面白さ。
1、2巻まとめて読んだので個人的には新規タイトルですけどね。この作品をスルーしていた見る目の無い自分が悔しいです。