萌え漫画中毒隔離病棟

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アクアリウムの師匠は女子高生『ミズハコセカイ』全1巻 感想

ミズハコセカイ (全1巻)
少年画報社 YKコミックス
著者:七竈アンノ


水槽内に自然を再現し生物を飼う至高の趣味・アクアリウムを題材とした、大学生と女子高生のラブコメディ

 

気づけば家に水槽が

アクアショップの店先で、なんとなく魚を眺めていた無気力な大学生・源流(みなもと りゅう)。
今まで打ち込んでいたフルートの演奏を辞めて趣味も気力も無くしていた彼は、アクアショップの看板娘で女子高生の杏優(あゆ)に半ば強引に勧められて、飼育用品一式を購入してしまいます。

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出典:七竈 アンノ 著『ミズハコセカイ』 / 少年画報社

 

こうして突如としてアクアリウムの世界に足を踏み入れた流。
最初は流されるままに始まった趣味でしたが徐々にハマっていき、杏優を師と仰ぎながらアクアリストとして成長していくのでした。

 

 

アクアリウム×ラブコメ

元アクアリストである私としてはアクアリウムが題材というだけで気になるわけですが、美少女が表紙となればなおさら見逃すわけにはいきません。

内容としては、アクアリウムを通じて交流を深める男子大学生と女子高生のラブコメディですが、アクアリウムとラブコメのどちらがメインかと問われると、あくまでラブコメが主軸でその味付けにアクアリウムといった印象です。

なので、これ一冊でアクアリウムを始められる程の情報量は無くハウツー本としては頼りになりませんが、アクアリウムに興味を持つきっかけとしては十分にその魅力が伝わる内容だと思います。
魚を買うにあたっての心構え、飼育者としての責任みたいなことにも触れているのが良いですね。

オレ的には飼育用品一式を揃える場面で、6000円という具体的な数字が出てきたのが良かったと思うね。

何も知らない人からすると、アクアリウムってお金がかかるイメージがありそうですもんね。

もちろんこだわればキリはないけど、意外と手軽に始められる趣味だよな。

最近の水槽ってオシャレだしね。インテリアとしても最適よ。

そうだよなー。
昔は水槽と言えば、青い枠のダサいやつだったんだけど。

あらやだ、年がバレるわよ。

いやいや。
ステンレスと言わなかっただけマシでしょう。

 

ラブコメとしては1巻で完結ということもあって、特にこじれることもなくトントン拍子に仲良くなっていきます。
4話目にして早くもお互いの部屋を訪問し、エロい意図は無いもののオッパイに顔をうずめる仲になっちゃってますからね。けしからんというか事案発生というか。

最初からけっこうスキンシップ多めで、まったくもって羨ましい限りです。

 

 

杏優ちゃん観賞会

アクアリウムネタにラブコメにと盛りだくさんな作品ですが、最大の見どころは何といってもヒロインである杏優ちゃんの可愛いさでしょう。
明るく元気でツインテールでセーラー服な彼女を見ていると、観賞魚とはまた違った癒しを得られます。

特に各話の扉絵は、さながら杏優ちゃんのグラビア写真集のようになっていて必見です。

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出典:七竈 アンノ 著『ミズハコセカイ』 / 少年画報社

ああ可愛い。
個人的な趣味で足裏が見える2枚をチョイスしましたが、どれも杏優ちゃんの健康的なお色気の溢れる素晴らしいものばかりです。

この扉絵をみれば分かるように、やはりこの作品のメインはラブコメであり杏優ちゃんを愛でることにあります。
したがって「魚のヒレよりスカートの裾を眺めていたい」という人には自信を持っておススメできますが、硬派なガチのアクアリストから見ると物足りない上に「アクアリウムをダシにイチャついとるだけやんけ…!」と握った拳に血が滲む内容かもしれません。

とはいえ杏優ちゃんや流はもちろん、杏優の父や流の友人など登場人物は個性があって魅力的ですしラブコメとしても面白いので、よほど魚が嫌いだとか女子高生が嫌い(そんな人いるか?)でない限り、多くの人が楽しめる作品だと思います。

 

最後に。
本作のアクアリウムネタは基本的なものばかりで特に目新しいものはありませんでしたが、その中で唯一驚いた情報がありました。

それはガーの全種が特定外来生物に指定され、飼育禁止になっているということ。
調べてみると2018年の4月から禁止になってたみたいです。
ちょっとアクアリウムから離れている間にそんなことになっていただなんて…。

こういう事態を招いてしまったこと、あんなカッコイイ魚をもう飼育できないこと、色んな意味で残念です。