月並みですが、このあいだ年が明けたばっかな気がするのに早くも1月が終わってしまいました。
というわけで毎月恒例の月間まとめ記事です。
2020年1月に発売された新刊漫画の中から特に印象に残った作品を、感想を交えて紹介します。
(順番は発売日順であり、面白かった順ではありません。)
新規タイトル
浅海さんと死んでもイキたい。 / うらのりつ
発売日当日に読んで感想をツイートしたら、アキバBlogさんの当該記事でツイートを取り上げていただきました。
紙の本で買ってた時ときは発売日から2日遅れでしか入手できなかったので(田舎なもんで…)こういう機会はあり得なかったと思うんですが、電書にしたおかげで嬉し恥ずかしな初体験でした。
これがツイッターではなくてブログの感想ならば集客にも繋がるんでしょうけどね。
遅筆な私には難しそうです。
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レトロゲーとかマジウケる! / 大場玲耶
ギャルギャルしい女子高生・美咲が、漫画家である叔父・よしお(35歳)の家に入り浸りレトロゲームを楽しむ4コマ漫画。
ギャルJKはゲームの内容そのものを楽しむというより、レトロゲーの理不尽さやテキトーさにバカウケするといった感じです。
どんなクソゲーでも面白さを見出して遊ぶ無邪気なギャル達が可愛いし、よしおと似たような年齢の私としては懐かしくて面白かったです。
ゲーム好き、特にファミコン直撃世代だと思われるアラフォーくらいの人にオススメ。
カワセミさんの釣りごはん / 匡乃下キヨマサ
「女の子×釣り」「女の子×料理」のような、「女の子×〇〇」という作品は量のわりに面白い作品に出合えることが少ない気がしますが、これは大当たりでした。
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ギークサークルクライシス 姫の恋路はバグだらけ / あおいくじら
本作のヒロインみなもちゃんは、上記の『カワセミさんの釣りごはん』のカワセミさんと並んで、ヒロイン・オブ・ザ・マンスの筆頭候補です。
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上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花 / 塀
二十歳の新大学生・上伊那ぼたんは、おいしそうに酒を飲む寮長との出会いで酒好きに。酔うとちょっぴりエロくなっちゃうぼたんと先輩たちのアルコール日常百合コメディ。
私は雑学系の漫画が結構好きなので、この作品も百合を楽しみながらお酒のことが学べる作品なのかと思ってました。
ところが実際はそういう解説系の描写はほとんど無くて、幕間のコラム?もなぜかファッションのことばかり。
そのファッションに関しても、私は靴まで含めてコーディネートの完成だと思うんですけど、全身像のほとんどがフトモモで切れちゃってるネオ・ジオング状態で違和感ありました。あれはフトモモじゃなくてプロペラントタンクか。
あ、女の子自体は可愛いかったです。
社畜サキュバスの話 / ゲンツキ
社畜会社員・黒木と社畜サキュバス・リリ。
住む世界は違うもののブラックな環境は同じな異種族2人のハートフル日常コメディ。
作品全体を通して「無風」といった感じで、コメディと言えるほど笑いも無ければ、サキュバスらしいエロも無し。
あるのはちょっとした暖かさだけで、あまりにも刺激がなさ過ぎて物足りなかったです。
リリちゃんは見た目はどちゃくそエロいし可愛いけど、サキュバスなのに全くエロい方向に話が進まないのはいかがなものか。
ちゃんと仕事しなさい。
恋する名画 / みもと
世界の名画をモチーフに、毎話様々な百合模様が展開されるオムニバス形式の百合ストーリー。
最初の方は作者さんも手探り状態といった感じでイマイチ乗りきれてない印象でしたが、だんだんと発想の飛ばし方が大胆になって面白くなっていきました。
各話の最後にモチーフとなった名画の解説が書かれているんですが、その質にバラつきがあったのは残念。
幼なじみとトランクス あの娘はホントに女の子? / 吉原雅彦
幼馴染の女の子・あかりと10年越しの約束を果たすため、懐かしの街に戻ってきて同じ高校に進学した芥川くん。
ところがいざ告白という時になって、あかりに男疑惑が浮上して……?
個人的にあかりにはあまり魅力を感じないので、チ〇コが付いていようがいまいがどうでもいいんです。
それよりも10年前は男だと思ってたのに実は女の子だったというクールな美少女・はやみんがめっちゃ可愛いかったです。
良く考えたら、はやみんもヒロイン・オブ・ザ・マンスの候補ですね。
1月は可愛い子が多かったなぁ。
世界に一つだけのR / 飯島しんごう
家族を惨殺され、魔族への憎悪をたぎらせ復讐を誓う戦士・ウルス。
勇者との出会いを求めて酒場と契約するも、それは「ガチャ魔法」の景品となる奴隷契約で……。
ソシャゲのガチャがモチーフで、ガチャのハズレキャラが主役というコメディ作品。
ソシャゲガチャあるあるが笑えるし女の子も可愛いし、とても面白かったです。
これを読んだらガチャのハズレキャラも無下には出来なくなっちゃいますね。
ウルスくん良いキャラしてるわ。
そのうち結婚までいくけど今はまだ / 脊髄引き抜きの刑
小さい頃からの幼馴染で、付き合うようになってもなかなかエロい雰囲気にならない大学生カップル・律歩と恭一。
危機感を感じた律歩が、恭一とHしようとアレコレ奮闘するラブコメディ。
最初は微笑ましい2人にニヤニヤしながら読んでましたが、だんだんとチ〇コが付いてんのか疑問な恭一にイラついてきました。
婚前交渉はしないという考えなのか、据え膳どころか「はい、あーん」状態なのに全く手を付ける気配がない恭一くん。
こういう理性的な男は現実世界ならば非常に好感が持てますが、ラブコメの主人公としては失格でしょう。
もちろんそういう作品なのは分かってはいますけど……女の子が望んでんだからサッサとスケベしなさい!
あと、どうでもいいけど作者さんのペンネームが強烈すぎますね。
「脊髄引き抜きの刑」って。
既存タイトル 新刊
ぼくたちは勉強ができない 15巻 / 筒井大志
観ていないので詳しくは分かりませんが、アニメはどうやらうるかENDだったようでして。
漫画の方も、今巻の終わり方だとうるかENDの可能性もありそうですが……。
たしかにうるかは可愛い。
可愛いですが、やっぱり真冬ENDじゃないと私はイヤなんです!
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ハイキュー!! 41巻 / 古舘春一
鴎台との激闘も、予想外の形で終わりが見えてきました。
まさか全国優勝はさせないだろうし、どうやって烏野を敗退させるのか非常に興味がありましたが……なるほど、そう来ましたか。
それにしても41巻という長期連載でも熱量が全く衰えてないのが素晴らしいですね。
42巻も楽しみ。
足芸少女こむらさん 3巻 / 灰刃ねむみ
ニッチな足フェチ漫画も3巻まで来ました。ここまで続くのはちょっと予想外。
世の中、意外と変態が多いのかもしれませんね。
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ヴァンピアーズ 2巻 / アキリ
1巻と比べても百合濃度が爆上がりで、一花とアリアがチュッチュし過ぎて超エロいです。
そういうのを抜きにしても、百合コメディとして超面白い。
作者さんの他作品『ストレッチ』は会話部分は面白くて好きだったけどシリアス加減が苦手だったんで、今作はこのままの雰囲気で行って欲しいです。
女子高生の無駄づかい 7巻 / ビーノ
この作品、巻によってけっこう面白さに差があるような気がしますが、今巻は個人的にはわりとハズレでした。
新キャラの豚骨姫は可愛いかったですけどね。
そんなことより、本作の実写ドラマ化が決定しているとのことでして。
個人的に漫画の実写化が死ぬほど嫌いで、実写化された作品自体に興味が無くなってしまうので止めて欲しい……。
異世界迷宮でハーレムを 5巻 / 氷樹一世
5巻にして、ようやくハーレム要員2人目の気配がしてきました。
もう読むのは止めようかと思ってたんですが、とりあえず6巻を読んでから決めたいと思います。
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ジャジャ 26巻 / えのあきら
帯に「レナとミヤギがついに…」と書いてて、どーせ思わせぶりだろと思ってたんですが。
いやー、ここまで読んできてホント良かった。
素晴らしかったです。
まとめ
新規タイトルで特に面白かったのは、『カワセミさんの釣りごはん』と『ギークサークルクライシス』でした。
どちらもヒロインが可愛いのが特徴で、上でも書きましたが1月は可愛い子が多かった印象です。
既存タイトルで『ジャジャ』でしょうか。
ネタバレにならないように書くのは難しいですが、あの2人らしい締まらない感じが非常に良かったです。
1月は『このマンガがすごい!2020』のオトコ編・オンナ編のTOP10の作品を全て読むという企画をやりました。
『このマンガがすごい!2020』オトコ編TOP10の作品を全て読んでみた
『このマンガがすごい!2020』オンナ編TOP10の作品を全て読んでみた
そのおかげもあって、漫画の購入冊数がここ数年では一番多い月でした。
去年は全体的にかなり少なかったので、この調子で今年はガンガン買って読んでいきたいですね。
前回(2019年12月)のまとめ記事