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吉富昭仁『スクール人魚』全5巻感想 スク水を着た人魚の謎に迫る

作品概要

タイトル:スクール人魚
著者:吉富昭仁
出版社:秋田書店(チャンピオンREDコミックス)
巻数:全5巻

女の子たちの間で語り継がれる「人魚伝説」の謎に迫るミステリーホラー。

 

あらすじ

女の子たちの間で囁かれる、ある噂。
それは「深夜の学校のプールに人魚が現れ、その肉を食べれば恋が叶う」というもの。

叶わぬ恋を叶えるため、少女たちは今夜も深夜の学校に忍び込み、人魚を狩るために奔走するのでした。

 

感想(ネタバレ度:低)

ちなみに味は魚介系

「人魚」と聞いて誰もが思い浮かべるのは、下半身が魚で上半身が美人という、いわゆるマーメイドと呼ばれる存在だと思います。
しかし本作の人魚はそのようなオーソドックスなものではなく、見た目はスクール水着を着たフツーの女の子です。

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出典:吉富昭仁 著『スクール人魚』1巻 / 秋田書店

こんな可愛い人魚たちを殺すなんて、ましてや肉を食うなんて……。
普通の感覚なら体が拒否するところでしょう。少なくとも私には無理。

しかし恋の狂気に駆られた女の子たちは何の躊躇もなく、バールや包丁を振り回しながらこんな可愛い人魚たちを追い立てます。
さらにはライバルを蹴落とすために、なりふりかまわずお互いの脚を引っ張り合い、そして仕留めた人魚の肉をむさぼり食う女の子たち……。

好きな男をゲットするために、ここまでやるとは。
女の子って怖すぎだろ…。

やべぇよな。
もし彼女が出来ても「この子、人魚食ったんじゃ…」って思っちゃうよな。

俺のために人魚狩りする女の子がいるかもしれない…。
ど、どうしよう?

御覧なさい。
これを「杞憂」と言うのよ。

勉強になるなぁ。

 

ホラーからミステリーへ

女の子たちが人魚を追い回す一方で、スク水姿の人魚さんたちは基本的には逃げ回るだけでやられっぱなし。
結局いちばん恐ろしいのは人間っていう、よくある話なのね……と、思ってたら人魚にも色々と秘密がありまして。

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出典:吉富昭仁 著『スクール人魚』1巻 / 秋田書店

いきなり豹変しちゃう人魚さん。
ある条件で、あんな可愛かった人魚さんが、こんなデストロイモードになってしまいます。

コレ、ふつうに怖いんだけど。

いちおうホラーだからね。


最初はスク水姿の人魚という、出オチ感あふれるB級ホラーと言った印象だったこの作品。しかし2・3巻あたりから、徐々に人魚伝説の謎に迫るという謎解き要素が加わって来て、なかなか読ませる内容になっています。
人魚が着てるスクール水着が旧型というのも作者さんの趣味というだけではなく、謎に絡めたちゃんとした理由があったりで、ただのイロモノ作品と切り捨てるには少々もったいない仕上がりです。

 

素足乱舞

さて、吉富昭仁さんの作品と言えば、触れないわけにいかないのが足フェチ要素です。
人魚のビジュアルがこんななのも、普通の人魚だと下半身が描けないから、という理由からなんじゃないかと個人的には思ってます。

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出典:吉富昭仁 著『スクール人魚』1巻 / 秋田書店

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出典:吉富昭仁 著『スクール人魚』3巻 / 秋田書店

スク水の人魚さんは当然ながら素足で、しかも群れで登場するので、どのページを開いても女の子の素足が楽しめます。
素足の登場本数は漫画史の中でも歴代トップクラスと言えるんじゃないでしょうか。

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出典:吉富昭仁 著『スクール人魚』2巻 / 秋田書店

水が大好きな人魚さんだけあって、便器から登場する大胆な方も存在します。
「見た目が人間だから」とは別の問題で、この人魚は食べたくないですね。

足の先にウ○コが付いてることもあるんだろうか…。

いくら足フェチの俺でもそれはちょっと…。

 

まとめ

良いところ

  • スク水を着た美少女を大量に拝める。
  • 最初はB級ホラーと思わせながら徐々にミステリーっぽくなってくる、意外としっかりした内容。

イマイチなところ

  • 色々と謎が解けていくが、最後の最後に新たな謎が提示され、そのまま完結してしまう。続編希望。

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