一石二万鳥

おすすめ漫画と足フェチ漫画と

灰刃ねむみ『足芸少女こむらさん』1巻感想 令和最強の足フェチラブコメ

作品概要

タイトル:足芸少女こむらさん
著者:灰刃ねむみ
出版社:秋田書店(少年チャンピオン・コミックス)
巻数:1巻(以下続刊)

雑技団育ちで足芸が得意な美少女こむらさんをヒロインに据えた、足フェチのための生足ラブコメ

 

あらすじ

普通の高校生・月長くんのクラスに突然やってきた転校生・小叢井こむら
彼女は足芸を極めるために日常生活の全てを足で行うという、ちょっと変わった女の子です。

そんなこむらちゃんと隣の席になり、成り行きから面倒を見ることになった月長くん。
握手ならぬ握足を交わして未知の感触にときめくのも束の間、ちょっとしたアクシデントに見舞われ、彼女の素足の足先を偶然にもしゃぶってしまい…?

f:id:torimomo_d:20190610212938j:plain

出典:灰刃ねむみ 著『足芸少女こむらさん』1巻 / 秋田書店

   

感想(ネタバレ度:低)

足裏カーニバル

ブログのカテゴリー覧に「足フェチ」があるのを見ていただければ分かるかと思いますが、私はそこそこ重度の足フェチです。
その中でも特に「足の裏」に目が無くて、漫画を読み漁りながら足裏を見つけてはブログにしたため、世に発信することをライフワークとしてきました。

しかし普遍的なエロ要素である「おっぱい」に比べれば、足の裏はまだまだマイナーな部位であると言わざるを得ません。

成人指定の漫画と見紛うばかりのエロスが売りな一般漫画は今や珍しくもなく、乳首券の価値も暴落する一方ですが、足裏は未だに希少性を保ったまま。
たまに足裏を拝めても、おっぱいに比べて明らかに手を抜いている描写にため息をつくことも少なくありません。

そんな現状に嘆く同士諸君、お待たせしました。
私が過去に読んだ漫画の中で、いや恐らく漫画史上でも屈指の足裏登場率を誇る作品が、今回紹介する『足芸少女こむらさん』なのです。

f:id:torimomo_d:20200410235434j:plain

出典:灰刃ねむみ 著『足芸少女こむらさん』1巻 / 秋田書店

f:id:torimomo_d:20190610212436j:plain

出典:灰刃ねむみ 著『足芸少女こむらさん』1巻 / 秋田書店

普段は隠されて見ることが出来ない部分という意味では乳首と同等、足フェチにとってはそれ以上に価値のある足裏だってご覧の通りです。

見ろよこの光景。
素晴らしいと言うほか無いな。

でもここまで足裏で溢れると、ありがたみが無いんじゃない?

たしかに。
何気なくチラリと見える足裏に趣を感じる、それもまた真理だ。

では……
足裏のプロから見ると不合格だと?

いや、この作品は言わば祭りのようなものだ。
ここはカッコつけるのをやめて、素直に踊るとしようか……
ひゃっほーい!!

変態にとっては嬉しいことですが、こむらさんは全ての行動を足で行うため、常識的な人間から見ると不衛生に感じるであろう場面が多々あるので要注意です。

f:id:torimomo_d:20200410234717j:plain

出典:灰刃ねむみ 著『足芸少女こむらさん』1巻 / 秋田書店

おにぎりだって足で握る。
足裏は発汗量が多いことを考えると、塩加減という意味では理にかなっているのかもしれません。

その他、個人的にはこむらさんが常に裸足で外を歩き回るような野生児ではないのも高ポイントです。
登下校時は素足にローファーを履いてくれるので、「素足履きマニア」の側面も持つ私にとって一粒で二度おいしい作品でありました。

 

素足に巨乳、よくばり問題

さて、総じて素晴らしい作品ではありますが、細かいながら残念な点が一つあります。
それは、こむらさんが人並以上に大きなおっぱいの持ち主であり、そちらがフォーカスされる場面が散見されることです。

f:id:torimomo_d:20200410234159j:plain

出典:灰刃ねむみ 著『足芸少女こむらさん』1巻 / 秋田書店

足フェチよりもおっぱい星人の方が絶対的に数が多いので忖度せざるを得なかったのか、もしくは保険をかけてしまったのか、はたまた編集からの横槍が入ったのか。
単に作者さんが巨乳好きと言う可能性もありますが…。

理由はともかく、見所が分散しないように出来ればおっぱいは控えめな大きさにしてもらって、「足」オンリーで勝負してもらいたかったです。

おっぱい推しの作品なんて他に腐るほどあるからな。
脂肪の塊なんぞ捨ててしまえ!

じゃあ本棚に刺さってるおっぱい漫画は処分しとくわね。

そ、それとこれとは話が別なんじゃないかな?かな?

おっぱいなんて興味ないんでしょ?

カレーも好きだけどラーメンも好きなんだよ!
そういう類の話だ!分かるでしょ!

落ち着きなさい。
ほら、足の裏(ぴとっ)

ひゃー、ひゃっこい!


あと、私は違うので書き忘れそうになりましたが、スパッツ好きにも推奨できる内容になってます。

 

まとめ

少々理性を欠く感想になってしまいましたが、美少女の「足」に少しでも性的な魅力を感じる方は読んで損は無い作品だと思います。

その一方で、主人公の月長くんが別段足フェチというわけでもなく常識的な反応をする至って普通の男子なので、作品全体の爽やかさみたいなのは損なっておらず、ニッチな内容ながら取っ付きやすい仕上がりです。
あくまで少年誌に掲載されている作品ですから、過剰なエロス・変態行為は期待しないように。

そのあたりが上級者にとっては物足りない部分でもあろうかとは思いますが、風変わりなラブコメとして多くの人にオススメできる間口の広い作品なので、気になる方はぜひ読んでみてください。

ebookjapanで見る