萌え漫画中毒隔離病棟

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痔と恋と足の裏『KISS MY ASS』全2巻 感想

KISS MY ASS (全2巻)
少年画報社 YKコミックス
著者:大見武士

己の肛門で激しく自己主張する「痔」と闘う少年少女の闘病生活と恋愛模様を描いた、「痔」がテーマのラブコメディです。

 

ラブコメで学ぶ「痔」の世界

痔を患い、人知れず痛みと戦う日々を送る男子高校生・薬師寺充輝
思春期男子にとっては、この恥ずかしい病気がバレることは高校生活の終わりを意味します。
ゆえに周囲の人間にバレないように努力する薬師寺でしたが、見る人から見ればその不自然な仕草から痔であることは一目瞭然で、同級生の女の子・三浦さんにバレてしまいます。

この三浦さん、自身も痔に苦しんだ過去を持ち、それをきっかけに肛門科医を目指すようになったクールな眼鏡女子で、痔に悩む薬師寺くんに対して親身になってアドバイスを送ってくれます。

この2人に加え、痔主の美少女を交えた3人の奮闘の日々とラブコメ模様を描いた、「痔」と真剣に向き合った作品です。

 

闘いの日々に癒しを

作中には痔の対処法が色々と描かれているんですが、その中に足フェチとして見逃せないシーンがあったのでご紹介したいと思います。
痔マスターである三浦さんが伝授する、痔に効くという足ツボマッサージです。

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出典:大見武士 著『KISS MY ASS』2巻 / 少年画報社

薬師寺の想い人であり、イボ痔に悩む同志でもある小松さん
スレンダーな三浦さんと比較すると幾分ムッチリ気味な彼女の足を使ってマッサージは実践されます。

 

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出典:大見武士 著『KISS MY ASS』2巻 / 少年画報社

小松さんの至高の足裏に触れ、新しい世界への扉を開きかける薬師寺。女子高生の足裏を揉み倒せるなら、痔の痛みも我慢できるってもんです。

…なんてことを言うと、歴戦の痔主の方々から「オメーは痔になったことが無いからそんなこと言えんだ!」と怒られてしまいそうですが、何を隠そう実は私も中堅の痔主だったりします。
正確にはイボ痔じゃなくて切れ痔なんですけどね。
私の肛門事情なんてどうでもいいってね。

 

痔は恥ずかしくない病気だよ

切れ痔の主としてついでに言わせてもらうと、作中でスポットライトを浴びるのはイボ痔ばかりで、他の痔が冷遇されていたのが残念でした。

作者さんの言うとおり、イボ痔だろうが切れ痔だろうが注意点は大差ないのでどうでもいい事なのかもしれませんが、せっかく痔主が3人も登場するんだから…。
一人くらい切れ痔とか痔瘻のキャラがいてほしかったです。


それはともかくとして、恥ずかしい病気の代表格としてネタにされがちな痔を、ギャグとして扱わずに基礎知識や対処法が真面目に書かれているこの作品。
ラブコメ漫画好きはもちろん、悩める痔主の方にもオススメです。ぜひ肛門科の待合室に1冊置いといてほしいですね。
いや、肛門科で読んでるようじゃ手遅れなのか。