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吉富昭仁『ふたりとふたり』全1巻感想 足指チュッパチャプス

タイトル:ふたりとふたり
著者:吉富昭仁
出版社:一迅社(百合姫コミックス)
巻数:全1巻

「女子高生ふたり」と「社会人の女性ふたり」の、ちょっとエッチな百合模様を描いた作品。

 

百合女子の世界は狭い?

女子寮で同室の関係である女子高生2人・小夜子亜由美
お互いのことを意識しながらも「女同士」という引け目からお互い告白には至らず、それぞれが(妥協する形で?)社会人の百合女子・麻美恵子とエッチな関係を築いていたある日のこと。
麻美と恵子が友人という繋がりから4人が一堂に会したことにより、小夜子と亜由美はお互いが百合女子であることを知ってしまいます。

これをきっかけに、寮で四六時中いっしょである女子高生2人は、恋人がいる同士にもかかわらず身体を重ねるようになってしまい……。

吉富昭仁さんと言えば、ちょっとおバカなノリの百合作品を描くイメージがありますが、これは比較的シリアス寄りな作品となっております。

 

お風呂で足ペロ

さて、吉富昭仁さんの作品を語る上で外せないのが足フェチ要素
この作品も美少女の素足・足裏には事欠かないわけですが、その中でも特に印象に残ったシーンをご紹介したいと思います。

前述の4人での初顔合わせ後、小夜子と亜由美は寮の規則に従い、いつも通り一緒にお風呂に入ります。
しかし直前に色々あったおかげで、2人の間には微妙な空気が漂います。

それに耐えかねた亜由美が「洗いっこしてみない?」と提案。

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出典:吉富昭仁 著『ふたりとふたり』 / 一迅社

こういう何気ないところで惜しみなく足裏を見せてくれるのが吉富作品の素晴らしいところ。普通の作者だったら枠外になってしまいそうな足先まで、しっかりと描いてくれてます。

しかも足周りのタイルの目を消して、足裏を見やすくしてくれてんだぜ。

この細やかな心遣いには拍手を送りたい。


最初は普通に背中を流していた小夜子でしたが、亜由美のことが好きな気持ちを抑えられず段々エスカレートしていき、今度は脚を洗い始めます。

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出典:吉富昭仁 著『ふたりとふたり』 / 一迅社

そして「もういい」という亜由美の制止を聞かず、小夜子は足の指をペロペロ。

浴場で欲情しちゃったか。

しょうもな…。

 

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出典:吉富昭仁 著『ふたりとふたり』 / 一迅社

親指にねっとり舌を絡ませながら、すっぽり咥えこんでチュパチュパ。思わず声が出ちゃってる亜由美が可愛いですね。

石鹸が苦くないのかしら。

そういう無粋なツッコミは止めてくれないか。


この後、気持ち良すぎて腰を抜かした亜由美に小夜子が覆いかぶさり、浴場の床で一戦交えることになります。
ここは寮の共同浴場のはずですが、もし他の子たちが入ってきたらどうするんでしょう。参戦してきてバトルロイヤル開催でしょうか?

そ、それはぜひ見てみたい。

 

百合作品としての感想

足フェチ目線のことしか書いてませんが、百合作品としても1巻で綺麗にまとまってる良い作品です。

ただ、エロいことする場面が多い割には、そのエロ描写が綺麗すぎてあんまりエロさを感じないのは良いんだか悪いんだか、って感じでした。

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