萌え漫画中毒隔離病棟

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田舎の女子高生4人組の百合百合しい学校生活『徒然日和』1巻 感想

徒然日和 (1巻)
一迅社 百合姫コミックス
著者:土室圭

田舎の高校を舞台に、女子高生の仲良し4人組のなんてことない日常を描いたほのぼの百合作品

 

高校で再会した美少女たち

高校生になった小動物系女子・花村小春が入学式で再会した、小学生の時の友人たち。
ガサツな飛鳥七椰と、おっとりな風見実里の幼馴染コンビ。そして、転校先の東京から戻ってきたクールビューティー・白月真冬

この美少女4人の日常が淡々と、ただひたすらに可愛く描かれています。ストーリーらしいストーリーは特に無し。

田舎が舞台だからなのか、それとも美少女に浄化作用があるのか分かりませんが、なんだか作中の空気や雰囲気が綺麗な感じがする素敵な作品です。清潔感のある絵柄も、その要因のひとつかもしれませんね。

 

2組の百合カップル

仲良し4人組ではありますが、グループ内で「小春と真冬」「七椰と実里」というカップルがすでに成立しており、「百合っプル2組の計4人」という構図になっています。
個人的には七椰と真冬の組み合わせが好きなんですが、早くも夫婦感があふれている七椰と実里の間に割って入る余地がなさそうなのはちょっと残念。

百合の程度に関してですが、あくまで友達以上恋人未満な関係の、ほのかに香るくらいの百合加減です。身体的接触を伴うような、情欲に身を焦がすガッツリ系を求める方は注意してください。

 

美しい世界に男はいらない

この作品の唯一の不満点は、モブとはいえ時々男が登場すること。
せいぜいコマの端に映り込む程度なんですが、やはりこういった麗しき作品を読んでる時は、男の存在を知覚するだけでゲンナリしてしまいます。

特に最悪だったのは、小春と真冬が駅の待合室で肩を寄せ合い電車を待っているという、1巻のハイライトとも言うべき美しいシーンを台無しにされたこと。空気の粒子の一片まで尊い空間に、部活帰りと思われる坊主頭の集団が大挙して押し寄せ、とたんに汗臭さが紙面から漂ってきそうな状態に変えてしまったのは許し難い光景でした。

ただでさえ生徒数の少ない田舎が舞台ですから現実的ではないのかもしれませんが、できれば女子校という設定にしてほしかったです。