萌え漫画中毒隔離病棟

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ブラコン女子高生の女子寮生活『豪放ライラック』全6巻 感想

豪放ライラック (全6巻)
ワニブックス GUMコミックス
著者:桑田乃梨子

 

やりたい放題の暴れ馬

兄にベッタベタに甘やかされて育った自他共に認めるブラコン娘・高岡りらは、兄の結婚が決まったことをきっかけに、兄離れのために寮のある女子高に入学して寮生活を始めます。
勉強ダメで運動もダメ、ドジで不器用で一人では日常生活もままならないりらですが、そのくせに楽観的で根拠ない自信と野心にあふれ、周りに迷惑をまき散らす困った子です。しかし憎めないキャラで、みんなに怒られながらも(本人は気にしてない)なんだかんだで愛される、そんな彼女の楽しい毎日を描いた女子高生の学園コメディです。

 

百合未満、ラブコメ未満

自立を目指して寮生活を始めたりらですが、幸か不幸かルームメイトは超が付くほどの世話好きな女の子・小野楓。りらは兄と、楓は溺愛していた弟と別れて寮に来ていたため、ルームメイト同士で失った存在を補完し合って結局ダメな共生関係に落ち着くことになってしまいます。
こんな感じで兄が楓にすり替わっただけの、りらの全く成長しない3年間が始まるのでした。

私立の女子校、しかも女子寮という魅惑の空間が舞台となれば百合百合しい物語を期待してしまうわけですが、残念ながら主役はりら。大きい幼稚園児のような彼女にそのような展開が訪れるわけも無く、ひたすら騒がしい日々がダラダラと描かれてます。

はす向かいにある男子校の生徒たちが時々登場して、ポツポツと恋愛ネタも出てきてラブコメ的な要素も一応ありますが、所詮はギャグレベルで終わります。

 

許されなかった金髪

この作品を楽しめるかどうかは、りらのダメっぷりを受け入れることができるかどうかにかかってるんじゃないでしょうか。もしかしたら、あまりのアホさにイラつく、呆れる、引くと感じる人もいるかもしれません。
私としては面白いし可愛いんだけど、それは遠くから見てるからであって、実際近くにいたらストレスが凄そうです。そう考えたら、りらの周りの人たちは心が広いですね。

あと、こういう作品に野郎キャラが出てくるのは(しかもせっかく女子校を舞台にしているのに!)大嫌いな私ですが、ヘタレ王子の央司くんは許容範囲でした。
だが曽我部、てめぇはダメだ。