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友人の妹に恋する変態女子中学生の劣情『しまいずむ』全3巻 感想

しまいずむ (全3巻)
芳文社 まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ
著者:吉富昭仁

 

女子中学生の西山遥と友長芳子は、幼馴染で親友同士。
二人にはそれぞれに小学生の妹がいて、遥は芳子の妹・舞が好きで、芳子は遥の妹・桜が好き、というようにお互いの妹に恋心を抱いています。

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出典:吉富昭仁 著『しまいずむ』1巻 / 芳文社

あやしい目つきで妹たちを視姦するのが日課の遥と芳子。
女の子同士の恋というと美しく儚いものを想像しますが、二人のはどうみても変態オヤジの劣情にしか見えません。
キスしたいという感情はともかく、胸を揉みたい、脚をペロペロしたい、挙句の果てには妹たちの入ったビニールプールの水を出汁あつかいです。

 

そんな変態女子中学生の2人ですが、なかなかお目当ての子とはイチャイチャすることができません。 そこでムラムラした気持ちを抑えられない芳子が遥に迫り、なんだかんだで遥も流されて2人でエッチなことをしちゃう、というのがお決まりのパターン。
変態の2人らしく「エッチなこと」の内容も、お互いの脚をスリスリしたりペロペロしたり、汗を嗅いだり舐めたり、全裸で写生したりと、ちょっぴりアブノーマルなものが多めです。

二人はあくまでも、お互いを想い人の代役に見立ててイチャついてるつもりでいますが、客観的にみるとどう見ても「遥 ⇔ 芳子」で両想い。
それなのに自分の気持ちに気付いていない遥と芳子は、今日も妹達をヨコシマな目で見つめるのでした…。

 

こんな感じで、中学生を中心に小学生・高校生と各年代の百合を取り揃え、フェチ要素も多く、野郎は全く出てこないという文句のつけようが無い作品です。
吉富さんの作品らしく女の子の素足、特に足裏が不自然なまでに描かれているのは足裏フェチとしては非常にありがたいところ。

あえて不満点をあげるとすれば、メガネっ娘が可愛くないことでしょうか。私が元々メガネっ娘が好きじゃないのもありますが、吉富さんの描くメガネっ娘は若干老けて見えて可愛く思えないんですよね…。
メガネのデザインの問題でしょうか。