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造られた魔法使いの逃走と反抗『極黒のブリュンヒルデ』1~4巻 感想

極黒のブリュンヒルデ (1~4巻)
集英社 ヤングジャンプ・コミックス
著者:岡本倫


手術と薬によって超能力を与えられた「魔法使い」と呼ばれる女の子たちの戦いを描いたSFファンタジー&ラブコメ

 

頭脳を駆使してジャイアントキリング

主人公の高校男子・村上良太の元に現われた、10年前に死別した幼なじみにそっくりな魔法使い・黒羽寧子
研究所から逃げ出してきたという寧子をほっとけない良太が、同じ境遇の魔法使いたちを仲間にしながら、研究所の追手を退けつつ魔法使いの謎に迫る…というお話です。

ハッピーエンドが期待できそうにもないプロローグに始まり、美少女たちが血飛沫上げながら次々死んでいくなど、全体的に雰囲気は暗めです。
主人公サイドは逃亡中という立場のため、常に追手の影におびえて心休まる暇もありません。

しかも仲間になる魔法使いたちは処分されるはずだった出来損ないのため、追手の魔法使いはすべて格上の強敵ばかり。
高校生離れ(人間離れ?)した頭脳と冷静さを持つ良太が司令塔となり、仲間の魔法使いの能力(1人1種類)を駆使して不利な状況を覆すという、バチバチの超能力バトルというより頭脳戦の要素が高め です。

 

キーアイテム「鎮死剤」

魔法使いの枷の1つである、定期的に飲まないと肉体が崩壊してしまう「鎮死剤」の存在も絶望的な状況を演出。

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出典:岡本倫 著『極黒のブリュンヒルデ』1巻 / 集英社

だんだん残り少なくなっていく手持ちの鎮死剤が、時限爆弾のごとく焦燥感を煽ります。この鎮死剤を確保するために、ただ逃げ隠れするだけでなくリスクを冒して攻めに出る必要があるのも面白いところ。

 

命がけのハーレムラブコメ

こんな感じで基本シリアスな作品ではありますが、真の見所は美少女がたくさん出てくること。
「魔法使い」は女の子ばかりなので、仲間が増えれば自然と良太はハーレム状態になるわけでして、ラブコメ的な展開もこの作品を構成する重要な要素のひとつです。

ラッキースケベがあったり積極的に迫ってくる子がいたりと、これで命さえ懸かってなければ羨ましいことこの上なし。
前述のように「心休まる暇は無い」状況のはずなんですが、割とギャグ要素も多めで意外と楽しそうだったりします。

女の子が可愛くて話も面白いこの作品に対する不満点はただひとつ。乳首券が未発行の件です。
『エルフェンリート』では乳首に不自由しなかったのにね…。

 

 

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