3月2日に『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』の体験版が配信されました。
私は体験版って普段はほとんどやりませんし、ましてや買うことを決めてる作品ですから今回もスルーするつもりでいたんですが……。
リメイクの製作が発表された2015年。
ツイッターでその情報を目にしたときには「ふぉ!?」と思わず変な声が出て、その日の夜は海外の反応動画を観まくってテンションは最高潮でした。
しかしその後は何年も音沙汰無く、存在自体を忘れかけていたころにようやく発売日が決定。その発売日も延期され、トドメとばかりに頭部が肥大化したカーバンクルの画像を見せられて……と、テンションは下がる一方でした。
そんな自分のメンタルを立て直す意味で、今回は体験版をプレイしてみることにしました。
プレイできる範囲としてはオープニングから壱番魔晄炉の爆破までです。
グラフィックについて
まずはオープニングムービー。
流れは旧版とほぼ同じですが、当然ながら美しさは劇的にアップしています。
先頭を切って登場のエアリスさん。
いや~。
美人さんだわぁ。
う~ん、美人であることに間違いないが…
ちょっとリアルすぎるんだよなぁ。
ここまで来ると実写でいいじゃん!
って思っちゃうよな。
こんな美人、現実にはいないから。
このへんは完全に好みの問題でしょうが、個人的にはもう少し2次元寄りの方が好きです。
描写が緻密になり、より広大さを感じるようになったミッドガル。それをバックにタイトルロゴ。音楽と相まって、悔しいけどテンションが上がるのを認めざるを得ない。
デ~ン、デデデーデーデーデデー
ぞわっと来るね、
ぞわっと。
駅構内。
マップもしっかり作り込まれてるので、ポスターとか見て回るのも面白そうです。
戦闘について
戦闘は昔ながらのコマンドをポチポチするようなやつではなく、かなりアクション色が濃くなってます。
最初は新鮮で良いかもしれませんが、長時間プレイしていると疲れるというか面倒になってきそうな気も。
旧版ではメカっぽい印象だったガードハウンド。モフモフ感というかナマモノっぽさがアップしています。けっこう強かった。
ただのザコだったスイーパーが中ボスっぽい立ち位置に昇格。
1回の戦闘が結構時間かかるんだよなぁ。
ボタンも連打で指が疲れそう。
そういう人のためにコマンド入力に集中できるクラシックモードも用意されてますが、「はいはい付いてこれないジジイのために用意しておきましたよ」と言われてるようで悔しかったので使いませんでした。
そしてボスのガードスコーピオン。
バリアやらレーザーやら面倒くさくて、最初のボスにしてはやたら強かったです。私がこういうアクション系の戦闘が苦手なこともあって倒すのにかなり時間かかりました。
手持ちの回復アイテム全部使い切ったわね。
下手すぎんだろ。
キャラクターについて
さっそく名言も飛び出したクラウド。
最高にクール気取ってた時期ですし、やっぱカッコいいですわ。女装が映えそうなお顔で、今からコルネオ関連のイベントが楽しみです。
ここに女装に必要ななにかがある。俺にはわかるんだ。
行くぜ!!
見た目は超シブいのに、しゃべるとガキっぽいというか知能が低そうなバレット。
旧版からそんな感じでしたが、グラフィックが綺麗になった分よけいにギャップが際立ちます。
特にエレベータ内での、この「星の悲鳴が聞こえねえか」のくだりは、ほんとに頭おかしい人みたいでした。
そしてクラウドの鮮やかなカウンター。
ここのやりとりは旧版には無かったと思いますが最高に笑えました。
これを筆頭に会話が結構追加されていて、それだけでもかなり楽しめるんじゃないかと思いました。
そして今回プレイした中で一番印象的だったのが、ジェシーが可愛かったこと。
野郎共には冷たいクラウドも、ジェシーにはちょっぴり優しい対応でしたしね。
でも、今後ジェシーを襲う悲劇を考えると、
ふおぉぉぉ!
ジェシーちゃん、おっぱいアーマーえろしゅぎぃぃぃ!
などと浮かれていられないのが悲しいところです。
……いやー、それにしても良いロケットおっぱいですわ。
感想
今回プレイした範囲だけでは、ゲームとして面白いかは正直何とも言えない感じです。私はバトルとかよりも街の中を探索したり話を聞いたりするのが好きなので。
ただ、クラウドやバレットがしゃべって動くのを見れたのはそれだけで嬉しかったです。
旧版を知らない若い世代の人達がこの作品をプレイしてどう感じるのかは分かりませんが、旧版のファンであればプレイして損は無い作品に仕上がっていると思いました。
まぁ製品版で裏切られないことを祈りつつ、4月10日を楽しみに待ちたいと思います。
もう有給申請しちゃったもんね。
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