萌え漫画中毒隔離病棟

ラブコメ・日常系を中心に、美少女が活躍する漫画の紹介・感想ブログ

『異世界迷宮でハーレムを』1~4巻 | ロクサーヌのおっぱいは譲れない

作品概要

タイトル:異世界迷宮でハーレムを
著者:蘇我捨恥 / 原作  氷樹一世 / 漫画
出版社:角川書店(角川コミックス・エース)
巻数:4巻(以下続刊)


ゲームの世界に転移した高校生がスキルを駆使して成り上がり、夢のハーレム生活を目指す異世界転移ファンタジー

 

あらすじ

学校で軽いイジメを受け、世の中に失望している高校生・加賀道夫
何の気なしに眺めていたウェブサイトで彼が見つけたのは、「2度とこの世界に帰ってくることはできません」という警告を発する怪しいネットゲーム。
警告を無視してゲームを始めた道夫が目覚めた場所は、先ほどキャラメイクをしたばかりのゲームの中の世界でした。

現代日本とは文化が大きく異なる、剣と魔法の世界で生き延びることを決意した道夫。
この世界に「奴隷制度」が存在することを知った彼は、お気に入りの奴隷を買うためにゲーム開始時に設定したスキルと頭脳を駆使して、お金を稼ぐため冒険に出るのでした。

 

レビュー ★☆☆☆☆

  • 異世界モノでよくあるチート能力で無双するタイプの作品ではないです。もちろん特別な能力を与えられてはいますが、知恵とスキルを駆使してコツコツ積み上げていく感じです。

  • タイトルに「ハーレム」と付いてはいるものの、今のところ女の子は1人だけ。ハーレムっぽさは微塵も無いです。

  • 女の子は丁寧に扱われてはいるものの、あくまで「奴隷」の立場なのでラブコメ的な雰囲気はありません

  • 内容の8割くらいが世界観や設定の説明で、主人公が延々と迷宮内でスキルの検証をしている様が描かれています。これに興味が持てないと、読むのがかなりキツいはず。

  • 全年齢向けの漫画とは思えないほどの、度が過ぎたエッチシーンがあるので苦手な人は注意。保護者の方は子供に与えないように

 

感想

悪人ではないが、わりとドライな主人公

あらすじだけ読むと、主人公の道夫は

異世界で奴隷を買い漁ってハーレム作ったるぜ!ゲヘヘ…


みたいなゲス野郎と思われそうですが、どちらかというと歳の割には落ち着いた理性的なタイプです。

タイトルこそ「ハーレム」となっていますが、初期段階では道夫にハーレムを作るという明確な意思はありません。
とりあえずは「一目惚れした奴隷を買うために、命懸けでお金稼ぎを頑張る」といった感じです。

私はこういった作品では女の子が可愛いかどうか以上に、主人公に好感が持てるか否かを重要視しますが、とりあえず道夫くんは及第点といったところか。

ただ、ついさっきまで普通の高校生だった割には、人を殺すことに対しての割り切りが早すぎるなど、少し冷徹すぎるように感じたのは気になるところです。
良く言えば環境に対する適応能力が高いんでしょうが…。

このへんはテンポよく話を進めてさっさと本題に行きたいがために、いつまでも道夫の心理描写でウダウダやってらんない、という事情があるのかもしれませんが。

 

いろんな意味で完璧なロクサーヌ

道夫が一目惚れした奴隷は、獣人の娘・ロクサーヌ
聡明で性格も良く、オマケに巨乳という非の打ち所がないパーフェクト美少女で、しかも性奴隷になることも了承済みです。

せっ、性奴隷!?
でも…市場に出回ってる奴隷ということは…ほら、さぁ。

あ?何よ?

いわゆる中古…みたいな?

チッ、これだからDTは…。
買取拒否されそうな顔のクセに生意気言ってんじゃないよ。


そんな潔癖症なジェントルメンの皆様、ご安心ください。

彼女は、信頼できそうな奴隷商の取り扱い商品で「生娘」の保障付きです。
さらには獣人は40~50歳になっても見た目は若々しいまま、人間との間に子を設けることはできない等々、ファンタジーならではの都合の良すぎる設定が満載です。

作者の欲望・妄想を具現化したようで、いっそ清々しいほどですが、女性が読むと嫌悪感を覚えそうな設定ですね。

 

おじさんの楽園な1巻

こんな感じで、エロスが約束された設定にもかかわらず、1巻はエロ要素がほぼゼロという硬派な内容になってます。
タイトルに「ハーレム」を冠しているだけに、最終的にはそこに行き着くのは間違いないはずですが、1巻は世界観の説明がメイン。ハーレムのハの字も無い印象です。

しかも登場人物の大半がオッサンじゃん!
うぅ、紙面から加齢臭が漂ってきそうだぜ…。

最初から美少女に囲まれる展開を期待してると、落差が大きいでしょうね。

おい、まさかハーレムってのは、オッサンに囲まれてる今の状況のことじゃないだろうな…。

 

エロすぎた2巻

1巻でさんざんエロ風呂敷を広げたわけですから、それ相応のエロを見せてもらわねば誰もが納得できない2巻でしたが、見事期待に応えてくれました。

前半こそ1巻と同じような内容ですが、ロクサーヌをゲットした後はお待ちかね。道夫とロクサーヌの合体シーンがじっくりと描かれています。

ヒューッ!
見ろよこのエロさを…まるでエロ漫画みてえだ!!

道夫とロクサーヌの初夜に何ページ割いてるのかしら…。
一般向けの漫画にしては濃厚すぎる描写ね。


エロいのはもちろん大歓迎なんですが、一般向けの漫画にしては少々やり過ぎなんじゃないかという気がしないでもありません。

ただでさえお色気漫画に対する風当たりが強いという話はちょいちょい聞きますし、この作品のお色気は成人指定のエロ漫画に片足つっこんでるレベルですからね。
「奴隷」というワードも印象が悪いでしょうし。

この作品に限らず、成人向けと見紛うような過激な性描写の作品を時々目にしますが…。
成人向けと一般向けのボーダーラインがよく分かりませんが、自衛のためにも住み分けはキッチリしといた方がいいような気がします。

 

ひたすら苦行な3~4巻

と、真面目な委員長みたいなことを言っちゃいましたが、この作品に期待してるのはやっぱりハーレムでありエロ要素なわけでして。
2巻で圧倒的なエロスを見せられたことにより、私ならずとも3巻以降はハーレム要員の女の子を増やしながらのエロ三昧な内容になっていくことを期待するはずです。

ところが。
3巻4巻と、まるで1巻に戻ったかのように、いや1巻以上に冗長な設定説明が延々と続きます

そういうのが楽しいと感じる人にはたまらない内容なのかもしれませんが、私がこの作品に求めているのはハーレムとエロス。正直言ってそれ以外は興味無し。
なので、もともとアンポンタンで集中力が無いことも相まって、全くと言っていいほど内容が頭に入ってきません。

気合を入れてゆっくり読み返せば理解もできるのでしょうが、はっきり言ってそこまでするほど、この作品の世界観に魅力を感じていません。

しかも女の子はいまだにロクサーヌただ一人。
巨乳はもうお腹いっぱい…。

二人目の女の子が登場する気配すら無いわね。

このペースだとハーレム完成までに何巻かかるんだ。
つーか貧乳を出せ。

気になったんだけど、タイトルは『異世界迷宮でハーレムを』であって、「ハーレムを作る」とは言ってないのよね。

もしかしたら「異世界迷宮でハーレムを作らなかった件」って可能性もあるってことか?
ハハハ、そいつはトンチがきいてるね!

…いや、笑えないんですけど。

 

それから主人公の道夫について。
前述の通り、私は彼に対して最初は比較的好印象を抱いていました。

ところが話が進むにつれ、ロクサーヌのことを「戦闘もこなせて性欲処理もできる便利な道具」としか見ていないような節が見受けられるようになってきました。
これは正直かなり不快です。

最初は理性的に見えた彼ですが、なんだかんだで思考の中心にあるのはロクサーヌとのエッチな性活のことばかり。
高校男子に奴隷を与えたらこんなもんなんでしょうかね…。ガッカリだよ道夫くん。

 

まとめ

この作品のどこに楽しさを見出すかによって感想は変わってくるのでしょうが、ハーレムとエロを目的で読んでる私としては比較的楽しく読めた1~2巻、読むのが苦痛だった3~4巻といった感じでした。

4巻まで来てもハーレムが進展する気配もないので、本来ならば我慢の限界ということで読むのを止めて売り飛ばしたいところなんですが…。

やはり2巻の圧倒的なエロスが頭に残っているので、どうしても完全に見切りをつけることができないのです。ほんと男ってバカよね。

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