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長月みそか『でいとりっぱー』1巻感想 老若男女みんな全裸で時間移動

タイトル:でいとりっぱー
著者:長月みそか
出版社:アスキー・メディアワークス(電撃コミックスNEXT)
巻数:1巻(以下続刊)

「身体は移動できるけど服は移動できない」という時間移動能力を持つ少年・少女・オッサンたちの、時間をめぐるSFすっぽんぽんストーリ。

 

意外と真面目なSFモノ

ある事故をきっかけに時間移動の能力に目覚めた、現役の高校生にしてラノベ作家の主人公・杵築鴇矢
この日を境に、全裸の女子高生や未来の自分・同級生など、時間を移動する者たちが続々と鴇矢のまわりに現われ、事件に巻き込まれていくことになります。

タイムスリップやらタイムリープを扱ったSFミステリーということで、本来ならばあーだこーだと考察を交えて感想を綴るのが正しい姿勢なんでしょうが、私にそんな高尚なことが出来るわけもなく。

なので今回は、この作品のウリのひとつ「時間移動の際は服を持っていけないので移動後はすっぽんぽん」という、お色気要素について主に触れたいと思います。

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出典:長月みそか 著『でいとりっぱー』1巻 / アスキー・メディアワークス

鴇矢の部屋に突如として時間移動してきたのは、ヒロインの月季乃ちゃん。
ひらがなのポップなタイトルや可愛らしい絵柄から、こんな感じのラッキースケベが満載なドタバタラブコメかと思ってたんですが、実際はSFメインの意外と真面目な内容お色気シーンはかなり控えめでした。

そのうえ登場人物の男女比が圧倒的に「男>女」なので、せっかくの「すっぽんぽん設定」が全くの逆効果になってしまってます。
なにが悲しくて高校男子の乳首なんぞ見なきゃならんのか…。

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出典:長月みそか 著『でいとりっぱー』1巻 / アスキー・メディアワークス

足フェチとして、全裸よりも気になった月季乃の足の裏。
何気に鴇矢も足に反応してるし…。

物語の冒頭で、全裸の小学生を前にして生唾を飲み込んでる鴇矢を見て油断ならない変態野郎だとは思ってましたが、ロリコンな上に足フェチの気もあるとは……。
こいつは相当な好き者のようですね。全くもってけしからんやつだ。