萌え漫画中毒隔離病棟

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ブスで可愛い女子高生たちの学園生活『ぶすぶす』感想

ぶすぶす (全1巻)
エンターブレイン ハルタコミックス
著者:緒方波子

 

おせじにも美少女とは言い難い生徒会長を筆頭に、とある女子高の個性豊かな生徒会役員たちの日常を描いた学園コメディです。

 

女子高が舞台となれば、見目麗しい少女たちのキャッキャウフフを期待してしまうというもの。しかし『ぶすぶす』というタイトルや、眼光鋭いふくよかな少女が鎮座する表紙から察するとおり、本作に登場する女の子はブスばかりです。
とはいえ、見るに堪えないブサイク女子の百鬼夜行なのかというと、そう単純なことでもありません。

見た目はブスだけど男前な性格で頼りになる生徒会長・岩長や、学級崩壊を招くほどの美少女ながらコミュ障の新人・白水ちゃん。
ブスとひとくくりに言っても、単にルックスが悪いブスから「美人なのにコミュ障」「可愛いけど性悪」のような性格ブスまで種類も様々で、そんな彼女たちの「ブス」な部分が原因で巻き起こるドタバタを面白おかしく描いた作品なのです。

 

そんなブス連中の中で、私のお気に入りキャラはオタクメガネの副会長・永島。メガネを外せば美少女という可能性を、わずか2話目で砕かれた哀れな少女です。
それにしても「短気」「腹黒」「性悪」といった負の属性と同列で「オタク」が扱われるとは…。オタクとはそんなに罪なのでしょうか?

この作品のマスコット的な存在と言えるのが亀で、会長が乗ってる巨大亀(主さま)をはじめ作中のいたるところに出てきます。どうでもいい話ですが、水棲ガメのはずの主さまが、ときどき陸ガメに見えるコマがあるのが個人的には気になりました。体高が高すぎるからだと思うんですよね…。

美少女好きの私としては(まぁ特殊な人を除いてほとんどそうでしょうけど)ブスを全面に押し出しているこの作品を買うかどうか本屋でずいぶん迷いましたが、結果的には買って大正解でした。
ブスブスといいながらも読んでいるとみんな可愛く思えてくる、女子高生ってやっぱ特別な存在ですね。