萌え漫画中毒隔離病棟

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思春期娘と中年親父、父子家庭の日常『千と万』1~2巻 感想

千と万 (1~2巻)
双葉社 アクションコミックスHigh
著者:関谷あさみ

自分のことを美中年だと思ってる親父・千広と、中学1年生の娘・詩万の、父子家庭の日常を描いたほのぼのコメディ

 

とにかく可愛い詩万ちゃん

作者の関谷あさみさんは主に成人向けの作品を描かれてる方だそうで。
そう言われると、千広が特殊な性的嗜好を持つ変態オヤジっぽい顔に見えてしょうがないですね。(この作品はエロ要素は無いですよ、念のため)

この作品で特筆すべきは、何と言っても詩万ちゃんの可愛らしさです。

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出典:関谷あさみ 著『千と万』1巻 / 双葉社

思春期ならではの背伸びした生意気さと父親に対する少々の嫌悪感、そして年相応の子供っぽさを併せ持つ、ただの萌えキャラとは一味違う現実にいそうな中学1年生です。
親父にエラソーなこと言ってるくせに、割りばしが上手く割れてないのが個人的にツボな1コマ。

 

足フェチはピザでも食ってろ

1巻で私のお気に入りは宅配ピザの話です。
子供にとってはなかなか勇気がいる電話注文。コミュ障の私はいい歳こいて今でも緊張しますが、そんなことはともかくとして詩万が初めての電話注文に苦戦する様子が可愛いのです。電話注文という難題をクリアしたことによる達成感からか、ご機嫌でピザを食する詩万がまた可愛い。
千広も普段はデリカシーのないダメ親父に見えますが、ちゃんと詩万の教育を考えてることが窺えて好印象でした。変態オヤジっぽい顔なんて言ってごめんな?

そして2巻では足フェチ的に見逃せないシーンもありました。
お友達に影響されてマニキュアに目覚めた詩万ちゃんが、手の爪だけでは飽き足らず足の爪にも施すシーンです。

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出典:関谷あさみ 著『千と万』2巻 / 双葉社

私はペディキュア自体はあんまり好きではないのですが、塗ってる仕草は結構好きだったりします。左のコマの詩万ちゃんなんて、見方によっては自分の足裏のスメルを嗅ごうとしてる変態娘に見えるではないですか。

 

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出典:関谷あさみ 著『千と万』2巻 / 双葉社

完成してご満悦な詩万ちゃん。
うーん、やはりナチュラルな爪のほうが美しいと思うんですが…。爪が死んじゃってるババアならともかく、ピチピチの女子中学生ならばなおさらです。もったいない。

 

詩万を見守る会

逆に最悪だったのが1巻収録の第5話。
千広の同僚のメガネ女が語る「深夜に知らない男が自宅に訪ねてきて怖い思いをした」という話から始まるわけですが…。
こういうほのぼのした漫画で「犯される」なんて不快な単語は見たくなかったですね。なんで端役の年増女の言動でイヤな気分にさせられなきゃならんのか。

さらにそこからの、テレビの「童貞」「処女」といった下ネタで笑う詩万の話もあんまり好きではありません。思春期の子供を扱っている限り「性」は避けて通れないテーマなのかもしれませんが…。
この回だけは、まさに千広と感情を共有して読んでました。他人の子供、しかも漫画でこんな気持ちになるなんて。もし現実で自分に娘がいたら気が狂う自信があるな。

ついでに言わせてもらうと、終盤に出てくる詩万に気がありそうな男子生徒も気に入らねえな。どーせ中学男子なんてエロいことしか考えてねえんだろ。誰に断って詩万にちょっかい出してんだ?あん?

少なくともアンタの許可はいらないわね。

うるせー!オレの怒りはもう誰にも止められない!オイ、詩万の友達の母親!てめぇ目が笑ってねーんだよ、怖えぇんだよ!

もはや関係ないじゃない。何にでも噛みついてんじゃないわよ。

…失礼、少々取り乱してしまいました。

最後わけわかんなくなっちゃいましたが、とりあえずちょっと生意気だけど、とっても可愛い詩万ちゃんと、なんだかんだで娘想いの中年オヤジの日常生活を温かく見守る漫画だと思ってもらえば間違いないです。上記の怒りポイントも、普通の人は気にならないレベルだと思います、はい。