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山田穣『昔話のできるまで』全1巻感想 眼鏡っ娘が牛耳るウンチク垂れ流し系短編集

タイトル:昔話のできるまで 
著者:山田穣
出版社:集英社(ヤングジャンプコミックス)
巻数:全1巻

作者さんの趣味と知識が全開の、バラエティ豊かな6作品を収録した短編集

 

眼鏡フェチ狂喜

表題作の『昔話のできるまで』を筆頭に、少年少女のイチャイチャな日常にファンタジー要素を足したような話が多めです。
あと、ウンチクも多めなので、個人的には知的好奇心を刺激されて面白かったですが、人によってはそれが鼻につくと感じるかもしれません。

そして特筆すべきは、6作品の内の半分が巨乳眼鏡の女子高生(中学生かも)がヒロインという偏向ぶり。私は特に眼鏡っ娘が好きというわけではない(どちらかと言うと苦手)なので分かりませんが、その筋の愛好家にはたまらんかもしれません。

しかし肌色が目立つ表紙に期待が膨らむ割には、お色気要素はほとんど無いのが残念でした。

 

将来有望な2人

6作品の中で私のお気に入りの話は、ダントツで『ザンネン アンド ドラゴン』です。この話を読むためだけでも、この1冊を購入した価値はあるというもんです。

その内容ですが、小学生の少年と少女が龍を助け、その龍が恩返しとして叶えてくれる「願い事」をめぐる話です。
ヒロインの残念美少女・江倉ちゃんもカワイイし、聡いながらも小学生らしさを失っていない男子・香本も好印象でした。
2人の拙いイチャラブっぷりが最高で、中学生くらいに成長した時の話も読んでみたいですね。香本はハーレムラブコメの主人公の素質がありそうなんで江倉ちゃんは大変だ。

 

後日談は知りたくない

逆に個人的に1番ダメだったのが『孤児院戦闘団』です。
戦争モノとはいえ表面的にはシリアスな内容ではないですが、詳しく描かれてない部分を想像するとどうもね……。
ラストシーンの後、エルナちゃんはどうなってしまったのだろうか。それだけが心配です。