去年の年末にも書きましたが、今年の目標は色々なジャンルの漫画を読むこと。
いい歳こいて、いつまでも萌え萌え言うとる場合じゃないですからね。
というわけで正月休みで時間もあることだし、手始めに『このマンガがすごい!2014』のtop10にランクインした全作品の1巻を読んでみることにしました。
(既読の『坂本ですが?』と『甘々と稲妻』を除く)
以下、その感想と5段階評価です。
1位 暗殺教室
評価:★★★☆☆
特別面白くもなく、つまらなくもなく。ものすごく普通でした。
全体的に薄めの味付けな印象で、クセがなくて食べやすいって感じなのが万人受けしてる理由でしょうか。
世間一般に聞いたアンケートならともかく、その筋の人達が選んだランキングでこの作品が1位なのは、ちょっと寂しい気がします。
読む前に抱いてたイメージよりもコメディ色が強かったのは良かったんですが、肝心のギャグが肌に合わなかったのも評価が上がらなかった理由です。
2位 坂本ですが?
評価:★★★★☆
既読の作品その1。
2巻も継続して買って読んでいるのでもちろん面白いとは思ってますが、2位はさすがに過大評価な気がします。
3位 亜人
評価:★★☆☆☆
明るくて楽しく読める漫画が好きな私は、暗くて人間の醜い所が描かれているこういう作品は苦手です。
そういった中にもついつい読んでしまうほど面白い作品があったりしますが、こちらその領域までは程遠かったです。
面白くないわけでは無いけど、苦手意識を払拭させてくれるほどの魅力は感じない、といった印象でした。
4位 重版出来!
評価:★★★☆☆
こちらは割と面白かったです。
漫画を読む目的のひとつが現実逃避である私としては、お仕事系の作品は日常を思い出すのであんまり好きじゃないんですけど、これは登場人物が皆いい人ばかりでイヤな気分にならないのが良かったです。
全体的にトントン拍子で事が上手く運び過ぎな気はしましたけどね。
いや、ドロドロな展開になったらそれはそれで文句を言うんですが。
5位 七つの大罪
評価:★☆☆☆☆
苦手な王道ファンタジーのバトル物。
読む前からトップ10の中でこれが1番難しい相手であろうと予想していた通り、やはり厳しい内容でした。
なんとか1巻の最後までは読むことはできましたが、続きはちょっと無理。
ディアンヌは可愛かったです。
6位 進撃の巨人
評価:★★★★☆
巷で話題の作品だけあって、普通に面白かったです。
しかし続きを買ってまで読みたいかと言われると、かなり悩みます。
今から10数巻を追いかけるかと思うと……。
主人公が苦手な熱血系なのもしんどいところ。
ミカサに迷惑かけてんじゃないよ。
7位 ひきだしにテラリウム
評価:★★★☆☆
発売当時に本屋で見かけ、ステキな表紙に惹かれて購入を迷ったものの結局スルーした作品。
ショートショートで面白い話とつまらない話が混在してて、全体的には普通といった感じでした。
ただ、このランキングは『このマンガがすごい!』であって「面白い」とは違うことを考えると、この順位は納得できる気がします。
8位 甘々と稲妻
評価:★★★☆☆
既読の作品その2。
女子高生に惹かれて買いましたが、子供嫌いの私にはなかなかしんどい作品でした。
9位 オンノジ
評価:★★★★★
基本バカバカしいノリで笑わせながら、それだけで終わらず時にしんみりとさせる。
これは文句無しに面白かったです。
この作者さんの他作品も読んでますしジャンル的にも間違いなく好みのはずなのに、なぜかこの作品を見逃していた自分をブン殴ってやりたい。
10位 宝石の国
評価:☆☆☆☆☆
感想を書くからには、せめて1巻くらいは最後まで読もうと思ってましたが……。
アンポンタンの私には高尚過ぎて理解できず、途中で挫折してしまいました。
よって評価不能。申し訳ないです。
最後に
この順位を私的に並べ替えるとこんな感じ。
1位 オンノジ
2位 進撃の巨人
3位 坂本ですが?
4位 重版出来!
5位 ひきだしにテラリウム
6位 甘々と稲妻
7位 暗殺教室
8位 亜人
9位 七つの大罪
10位 宝石の国
純粋に面白いと思ったのは、既読の作品を除くと『オンノジ』と『進撃の巨人』のみ。
この企画をやろうと思った時点では面白い作品との出会いを楽しみにしていたんですが、終わってみれば世間と自分の感性のズレに絶望しただけでした。
やはり無理して苦手なジャンルの漫画を読んでもロクなことにならないみたいです。