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吉富昭仁『へんなねえさん』全1巻感想 エッチで不思議な短編集

タイトル:へんなねえさん
著者:吉富昭仁
出版社:太田出版(Fコミックス)
巻数:全1巻

ちょっとエッチでちょっと不思議なSF連作短編集

 

おっぱいがいっぱい

表題作の『へんなねえさん』を中心に、「体が透明になる薬」や「時間移動できる鏡」などを使ってちょっと不思議な体験をする話から、ロボットや地球外生命体が登場する話まで、日常物にSFテイストを練り込んだ感じの作品が揃った短編集です。

全ての話に共通している部分が「ちょっとエッチ」な所で、最初から最後までおっぱいの嵐という嬉しい仕様になっております。

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出典:吉富昭仁 著『へんなねえさん』 / 太田出版

巨乳から貧乳まで取り揃えてますが、やや貧乳勢が優勢か。
私の趣味嗜好を除いても、吉富さんの描くおっぱいは巨乳より貧乳の方がエロいと思うのですがどうでしょう?

ふむ。
賛同できる意見だ。

と言うか、お姉さんキャラよりカワイイ系の方が得意っぽいよな。
だからそう見えるんじゃない?

うーむ…
ならばロリ巨乳の立場はどうなる?


おっぱいという分かりやすいエロ要素以外にも、百合・触手・飲尿など少々マニアックな要素も盛り沢山で、特殊性癖のジェントルメンも納得の仕上がりです。

 

吉富作品の真骨頂

そして吉富さんの作品と言えば、忘れちゃいけないのが足フェチ要素。
この作品も他作品同様、足フェチには見逃せない内容になってます。

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出典:吉富昭仁 著『へんなねえさん』 / 太田出版

特に足裏に関しては、他の作者さんでは考えられないほどの充実っぷりです。

この1冊の中で、普通の漫画家の一生分くらいの足裏が拝めるからな。


そんな中でも私の1番お気に入りなのが『あしたのあたし』という話。
自分のことが大好きな超ナルシストの女の子が、24時間前に戻れる不思議な鏡を使って24時間前の自分とエッチをするという内容です。

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出典:吉富昭仁 著『へんなねえさん』 / 太田出版

学校から帰ってきて早々、おやつ兼エッチタイムに突入。
足に引っ掛かった脱ぎかけのパンツがエロくていいんですが、「2日続けて同じパンツはいてんの?」と余計な心配しちゃうのでパンツの色(柄)は替えて欲しかったところです。

2日間しっかり熟成したパンツってのが良いんだろうが!

だよなぁ。
まったく…素人みたいなことを言いやがる。

何の素人よ…。

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出典:吉富昭仁 著『へんなねえさん』 / 太田出版

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出典:吉富昭仁 著『へんなねえさん』 / 太田出版

おやつのケーキを「あたし」の体に塗りたくって食べる「あたし」。
百合、貧乳、足ペロと、私の好きなものが詰まってる素晴らしいシーンです。

ところで……
この食べ方だとケーキのスポンジ部分が残らないか?

まあ残るでしょうね。
それが何か?

このご時世だからな。
「あとでスタッフが美味しくいただきました」とか書いとかないと苦情が来るぞ。

それ以前にエロさでアウトでしょ。

 

エロいだけじゃない

こんな感じで、全体的にエロくてバカバカしいノリのコメディですが、それだけでは終わりません。それぞれ独立した話に見えた各話が最後には全て綺麗に繋がるという、なかなか凝った構成になってます。 
色んな意味で人を選びそうではありますが、とりあえず「エッチなのはいけないと思います!」という神経質な人以外には、ぜひ読んでもらいたいです。

私は基本的に短編集があまり好きではないので普段はほとんど読まないんですが、この作品は作者買いして大正解でした。
エロくて笑えて、そして最後には全ての話が美しく収束するという素晴らしい作品でした。かなりオススメ。

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