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吉富昭仁『熱帯少女』全1巻感想 緞帳に刺さるスク水少女の足の裏

タイトル:熱帯少女
著者:吉富昭仁
出版社:一迅社(百合姫コミックス)
巻数:全1巻

「夏・田舎」がテーマの、全9作品から成る百合短編集。

 

足フェチ御用達

恥ずかしながら、実は私は足フェチでして。
そんな私が「漫画・足フェチ」のキーワードで、まず最初に思い浮かぶ漫画家が吉富昭仁さんです。

昔は普通の少年漫画を描いていたらしいですが、近年は百合モノ・TSモノのイメージが強い漫画家さんです。
この方の作品の特徴は、とにかく少女の素足率がハンパじゃないこと。

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本作の表紙からも、美少女の足へのこだわりを感じます。

さらにその中でも特筆すべきは、足の裏が頻繁に描かれていることです。
少女+素足くらいならさほど珍しくも無いかもしれませんが、吉富さんの作品では他の漫画家さんではなかなか見ることのできない美少女の足の裏が、これでもかと不自然なくらい出てきます。

今回取り上げる『熱帯少女』は、そんな吉富さん初の百合漫画の単行本です。
この作品は夏・田舎」がテーマだけあって肌の露出が多く、どの話も美少女の生脚・素足のオンパレード。見どころ満載となっております。

 

スク水下半身

それだけに紹介したいシーンが山ほどあるわけですが、特に私の印象に残っているのが、6番目に収録されている『体内回帰』という話です。

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出典:吉富昭仁 著『熱帯少女』 / 一迅社

誰もいない夏休みの学校。
プールで遊んでいた2人の女の子・真由明美は、突然降り出した雨を避けるため、スク水のまま体育館に避難します。

体育館とスク水という組み合わせだけで既にエロい。

日常の中の非日常ってやつか。

そして体育館のステージの両脇に畳まれている緞帳の中を見上げて、「内臓のようだ」と眺める2人。 

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出典:吉富昭仁 著『熱帯少女』 / 一迅社

緞帳に頭からブッ刺さる、スク水の女の子ふたりの足。

なんかエロいというかシュールだな。


この状態で、しばし語り合う真由と明美。
実は夏休みに入る直前に、真由から明美に告白していたという微妙な関係の2人は、ついつい盛り上がってしまい……。 

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出典:吉富昭仁 著『熱帯少女』 / 一迅社

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出典:吉富昭仁 著『熱帯少女』 / 一迅社

お手本のような「頭隠して尻隠さず」状態で絡み合う、スク水姿の少女たち。
緞帳の中では絶賛百合祭開催中です。

わっしょい!
わっしょい!

気持ちよくて足がモジモジしちゃってる感じがたまらんな。

真夏ということで汗とヨダレでぐちゃぐちゃになってるのも、より淫靡さが増してて良いですね。

 

紹介したいシーンだらけ 

作品全体を改めて読み返すと、他にも足をペロペロしてるシーンやスイカで満たしたプールに全裸で浸かるシーンなど心躍る場面は色々あるのですが、『熱帯少女』で1番に思い出したのが今回取り上げたシーンでした。
多分、下半身だけ見えてるという状況がよほど印象的だったんでしょうね。

こんな感じで足フェチにはもちろん、百合漫画としても完成度が高いので百合好きの方にもオススメです。
あ、男は1コマたりとも出てこないので、そのへんもご安心ください。